みなさんオオキンケイという花を御存知でしょうか。
オオキンケイはキク科の一種で、黄色い花を咲かせます。キバナコスモスによく似ていますが、葉の形が異なり、花が咲く時期は5~7月頃です。道端や河原、土手によく咲いています。
オオキンケイは特定外来種ですが、そんな植物が、染めでは大活躍をするのです。
近所の河原や堤防で、染料採りのチームが集めてきました。
集めてきたオオキンケイは花びらとがくにしっかり分けて、乾燥させていきます。
乾燥させた花びらとがくは煮出して染液にします。
両方とも色の濃い染液なので、丁寧に染めないとムラになってしまいます。
長年、染めの仕事をしている安藤さんは、色合いを確認しながら丁寧に染めあげました。
左がオオキンケイの花びらで染めたストール、右がオオキンケイのがくで染めたストールです。部位によってこんなに色合いが違っています。
様々な表情を見せてくれるオオキンケイ。
ぜひ身につけて、初夏の風情を感じてみてはいかがでしょうか。
(文/やじま)
7/12のオオキンケイギク | |
タイプ | ストール |
素 材 | ジョーゼット |
植 物 | オオキンケイギク |
サイズ | 180cm×52cm |
価 格 | 16,200円(税込) |
7/18のオオキンケイギク | |
タイプ | ストール |
素 材 | ジョーゼット |
植 物 | オオキンケイギク |
サイズ | 180×52cm |
価 格 | 16,200円(税込) |
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