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百々染工房の裏舞台に立つ希少な材料

 

外を歩いていると寒さで息が白くなり、だんだんと冬に近づいてきましたね。

植物も役目を終え、次の春に備え休憩する時期です。

今回は百々染工房の表舞台に立つことが少ないめずらしい花や植物をご紹介していきます。

 

1つめは「タラの芽の花」です。

タラの芽とはタラノキの新芽の部分です。みなさんご存知の通り、タラの芽は新芽の部分を山菜として食用とします。

ほのかな苦みや、もっちりとした食感があり、てんぷらなどで人気の食材です。山菜の中でも、王様と言われています。

タラノキは全国の山野に自生していますが、栽培が進んだことで、山に生えている天然のタラノキは少なくなりました。

 

タラの芽の花は、塩と酢を使って色を抽出します。

タラノキの花は白色ですが、花が落ち緑色の芽が顔を出し、鮮やかな紫色に変化します。百々染では、その鮮やかな紫色の染料を使って深みのあるストールを作りだしています。

 

 

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2つめは「グラジオラス」です。

別名、唐菖蒲(トウショウブ)と呼ばれているグラジオラスは、葉の形が剣に類似している事から、古代ローマの剣である「グラディウス」に由来しています。その力強さから、花ことばは「勝利」を表します。

 

日本のグラジオラスには自生種はなく、園芸植物として植えられています。そのため、百々染工房では球根の状態のグラジオラスから育てて染めに使っています。

 

 

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3つめは「サクランボの枝」です。サクランボは、7月~8月の時期に美味しい赤い実をつけます。味も格別ですが、丸いフォルムはどこか可愛らしさがあります。そんな可愛らしさからゆるキャラとして活躍している姿をお見かけすると思います。

 

赤くて可愛らしい「実」に目が行きがちのサクランボですが、百々染工房では「枝」を材料にストールを染めました。

手に入りにくいサクランボの枝ですが、今回は染め手のご家族から頂くことができました。枝から抽出する染液は茶色になりがちですがサクランボの枝は赤茶色に近く、明るさもあり、どこか優しさを感じます。

 

この写真は、工藤さんがサクランボの枝で染めているところです。この真剣な表情からどんな色に染まるのか期待する気持ちが伝わってきます。

 

 

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こうした希少な材料から取れる染料は少なく、染められるストールの本数も少ないです。作り手たちの想いがあり、貴重な材料から染めあげたストールを是非、お手元においてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

(文/やじま)

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11/25のたらの芽の花

タイプ ストール
素 材 ジョーゼット
植 物 紅梅 たらのめの花
サイズ 180cm×52cm
価 格 16,200円(税込)

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7/13のグラジオラス

タイプ ストール
素 材 ジョーゼット
植 物 グラジオラス
サイズ 180cm×52cm
価 格 16,200円(税込)

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8/19のさくらんぼの枝

タイプ ストール
素 材 ジョーゼット
植 物 さくらんぼの枝
サイズ 150cm×52cm
価 格 16,200円(税込)

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