れいな赤紫色が目を引く赤玉ねぎ。いぶき福祉会の農作業チーム「ibuki farm」の仲間たちが育てた採れたての赤玉ねぎです。
農薬・肥料には頼らない自然栽培です。
野菜と土が本来持っている力と、仲間たちからのたっぷりの愛情を受け大きくなりました。
今が旬の赤玉ねぎ。
自然栽培なので味がギュッと詰まっていて、とっても美味しいんですよ。サラダはもちろん、酢漬けやピクルスなど食卓にいろどりを添えてくれます。
今回小さくて商品にならない赤玉ねぎを「染めに使ってみない?」と声をかけてもらいました。赤玉ねぎを受け取るのは吉迫さん。
ibuki farmから百々染メンバーへ。しっかりバトンを受け取ります。
早速百々染工房に持ち帰りみんなで皮をむきました。
赤玉ねぎの皮には「アントシアニン」が多く含まれているため、染めの染料に適しているのです。
煮出すこと30分。ルビーのような真っ赤な染液です。
工房にはおいしいそうな香りがひろがりました。
ストールを染めてくれるのは岩本さん。-
家でもIbuki farmの赤玉ねぎを食べています。
ルビーのような色の染液が、鮮やかな黄色に変化しました。
不思議な瞬間が面白く、何度もストールを持ち上げバシャバシャとさせていました。
Ibuki farmから百々染メンバーをつないだバトンの色は、仲間たちの元気で優しい気持ちを表わすような、黄色に染まりました。
たくさんの仲間たちの想いが詰まったストールをぜひ手にとってみてはいかがでしょうか?
(文/なかしま)
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