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日本のさくら

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さくらは、日本人ならだれもが知っている花。春をいろどる、有名な樹木です。私たちにとってなじみ深いさくらについて、改めてご紹介をします。

 

たくさんの種類がある、さくら。寒い冬をじっと耐え、暖かくなった3月や4月に一斉に花が咲き、見ごろを迎えます。さくらの咲く季節は「別れ」や「出会い」といった人生の節目と重なります。「卒業」や「入学」、「就職」などの人生の転機にいろどりを添えてくれますよね。
満開になったさくらは私たちを楽しませてくれますが、すぐに散ってしまうはかない存在でもあります。さくらを愛でる心は、今も昔も変わらないということが、この和歌からもわかります。

 

 

桜色に 衣は深く 染めて着む 花の散りなむ のちの形見に

(紀有友)

〈出典:古今和歌集〉

 

 

美しい歌ですよね。「桜色に衣は深く染めて着よう、桜が散った後の形見に」ということでしょうか。ちなみに紀有友は、紀貫之のおじにあたる人物です。きれいな桜色を身に着けたいという思いは、今も昔も変わらないようですね。

 

では、百々染ではどんな方法でさくらのストールを染めているのでしょうか。
まず初めに花が咲く前のつぼみの枝を集めます。さくらはむやみに枝を折ると傷がついて腐ってしまうことがあるため、適切に剪定した枝をつかっています。毎年、「百々染に使ってください」と地域の方から貴重な枝をいただいています。

 

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桜は地域の方々から頂き、その枝を細かく切って使います。細かくすることで煮出した時に染液の色がより濃く色づきます。また、枝はお米などを入れる紙袋に入れ、大切に保存しておきます。

 

ネットに入れた枝を、寸胴で30~40分ほど色を確かめながら煮出していきます。煮出した染液は丹念にこしてから一晩ねかせます。翌日使うときには染液が沈殿していることがあるため再びこして、温めてから染めます。一度煮出した枝は5染ほどまで使うことができます(5染というのは同じ枝を使って5回煮出すということです)。枝を剪定する時期や 年によって染液の色味は変わるため、どんな色に染め上がるかワクワクするのも百々染の魅力です。

 

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さくらの枝をさらに細かく折ります。このひと手間がとても大切。つくり手たちの地道な作業がきれいなストールづくりにつながります。

 

次に、細かくした枝を寸胴で煮て、染液を作ります。さくらの枝からはオレンジの色素も出るため、毎回同じ色の染液ができるわけではありません。その年の枝によって、どんな色になるのか変わってきます。やっとできた染液を使って、1枚のストールを優しく染めていきます。さくらは日本人にとって特別な花です。人生の転機に寄り添ってくれる花でもあります。

 

さくらを使った百々染のストールは、きっとあなたの大切な人の門出を祝い、彩りを添えてくれると思います。

 

(文/竹腰)

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1/28の桜
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