まだまだ肌寒い日が続いていますが、ひと雨ごとに春めいてきましたね。
さて今回は、「冬の藍染め」についてご紹介します。
百々染工房では、暖かい季節に染めることが多かった藍染め。
今年は、地面も凍るほど寒い季節に藍染めをしました。
??夏にそめた藍の話はこちらから
こちらは、百々染工房での冬の藍染めの様子です。
藍の染液の温度は、25℃くらいが良いと言われていますが、冬の染液は、手が氷るほど冷たいです。それを温めて使用します。
染液とストールを入れた袋の温かさを感じながら、ゆっくりじっくりもみ込んでいきます。冬にはこの温かさが、染め手にもストールにも、おだやかな気持ちを伝えてくれるようです。
20分ほどもみ込んだ後、寒い屋外での作業に移っていきます。
次は水洗いをします。
冷たい水で洗うことが、ムラなく美しく染めるポイント。それによって、鮮やかで深みのある色になります。
真冬の水は手の感覚が鈍くなるほど冷たいのですが、染め担当の安藤さんと吉田さんは、ストールの入ったタライを「ジャバーン」と勢いよく流します。
彼らは、この作業を繰り返すたび鮮やかになっていくストールを見ることがとても楽しみで、寒くてもがんばれます!
こうして染め上がったストールは、深く味わいのある藍色に染まりました。
今回は、冬に染めたおすすめのストールを3本ご紹介します。染めた日によってひとつひとつ風合いは違いますが、それも百々染の魅力です!
寒い冬に染められた百々染。
身にまとったとき、きっと作り手の想いや、暖かさが伝わってくるでしょう。
ぜひ、心温まるストールを、身にまとってみてはいかがでしょうか。
(文/さかぐち)
12/17の藍 |
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タイプ | ストール |
素 材 | ジョーゼット |
植 物 | 藍 |
サイズ | 180cm×52cm |
価 格 | 16,200円(税込) |
12/25の藍 |
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タイプ | ストール |
素 材 | サテン |
植 物 | 藍 |
サイズ | 180cm×52cm |
価 格 | 16,200円(税込) |
12/20の藍 |
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タイプ | ストール |
素 材 | ジョーゼット |
植 物 | 藍 |
サイズ | 180cm×52cm |
価 格 | 16,200円(税込) |
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